真性包茎の手術の種類:背面切開術の特徴と流れ
真性包茎の手術の種類
包茎の手術は余分になっている包皮の切除です。
真性包茎と仮性包茎でその切除の方法が異なります。
その方法は術後の残る量や傷の残り方に影響します。
そのため、仕上がりを気にする場合には、どの方法で行われるのかが重要な問題です。
患者からこの方法で実施してほしいと言えるわけではなく、受診した医療機関で常に行われている方法で実施されるのがほとんどです。
真性包茎の場合、背面切開術が行われることがほとんどです。
包皮の輪が小さいことでなかなか亀頭が露出しない状態であることから、包皮を完全に剥くということが難しいと言うのが主な理由です。
仮性包茎で行われる手術では、剥いて亀頭をむき出しにしてから切除を行います。
いろいろと考えられる種類の違いは、切除の場所や形状になります。
真性包茎は、手術の種類があまり選べないということから、最も安全な背面切開術が行われます。
ただし医療機関によっては、異なる対応をしてくれることもあるので、相談してみましょう。
背面切開術の特徴と流れ
真性包茎の手術として背面切開術は、まず陰茎の背面、つまり下側の先端から切開します。
これによって包皮輪がなくなるので、自由に亀頭をむき出しにすることができます。
無理やり剥いて亀頭を圧迫してしまうようなことがないので、とても安心です。
小児の場合、たまたま包皮が剥けてしまって亀頭が圧迫されてしまうようなことが起こります。
そのときに実施される緊急対応が、背面切開術です。
医師が包茎であることが問題になると判断した場合には、医療行為としてみなされることから、保険が適用されます。
切り取られるのが背面側だけで、一周するような傷跡が残らないこともメリットの一つです。
切り取られる量も少なくてすむので、自然な状態になります。
縫合後はしばらく包皮に変形が見られますが、落ち着くと気にならなくなります。
最終的には軽度な仮性包茎になります。
勃起時にはしっかりと亀頭はむき出しになるので心配ありません。
まとめ
背面切開術は真性包茎の緊急治療で行われるような治療方法です。
そのため医療行為として確立しているため、安心感があります。
場合によっては、保険が適用されるので、費用の負担が少なくなることが考えられます。
手術をしたあとから保険で対応できたとわかっても、どうしようもできません。
医療機関を受診する際に、その旨を確認しておくと良いでしょう。
自分の真性包茎がどれぐらいかによりますので、診察をしっかり受けることが重要です。
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